札幌河川維持管理事業
共同組合の紹介

ごあいさつ


札幌河川維持管理事業協同組合は、札幌市・江別市・石狩市を流れる北海道管理の河川において、河道や河川施設、砂防施設、急傾斜地施設、海岸施設などの維持管理業務を担っています。

 

平成22年の設立当初は15名でスタートし、現在は11名の体制で運営しています。設立以来、組合員同士が相互扶助の精神のもと、地域の安全と安心を守るために着実に業務を遂行してきました。

石狩南西部は、北海道の社会・経済・文化の中心であり、豊かな自然環境に恵まれた地域です。都市部を流れる河川は、市民にとって身近な自然空間として親しまれていますが、近年の温暖化による異常気象や自然災害のリスクの増加に伴い、河川の維持管理の重要性が一層高まっています。

 

さらに、新型コロナウイルス感染拡大や少子高齢化による生産年齢人口の減少、さらにはそれに伴う人手不足の深刻化など、社会は急速に変化しています。

加えて、2030年問題や時間外労働の上限規制をはじめとする働き方改革への対応も求められています。こうした状況の中、私たちは引き続き地域の安全を守りながら、持続可能な地域環境の保全に貢献してまいります。

理 事長 安 田 謙一


組合の紹介


名    称  札幌河川維持管理事業協同組合
設立年  平成22年12月21日法人登記完了
所在地  〒006−0001
   札幌市中央区北1条西2丁目2番1号 北海道経済センター5F 札幌中小建設業協会内

沿革


 平成22年  11月18日  創立総会
 平成22年  12月16日  札幌市長より中小企業等協同組合法の規定による設立認可
 平成22年  12月21日  法人登記完了
 平成23年     4月 6日   事業課管内河川外維持補修業務を受注
 平成23年   6月30日    事業課管内河川管理パトロール業務を受注
 以後現在までパトロール・維持業務を実施
 平成28年     5月30日  創立5周年記念祝賀会開催
 令和  4年     5月30日  創立10周年記念講演会・祝賀会開催

地域とともに歩む、相互扶助の精神


札幌河川維持管理事業協同組合は創立以来、定款第1章に掲げる目的に基づき、「相互扶助」の精神を大切にしてきました。

組合員同士が互いに支え合い、助け合う――そんな温かな絆を原動力に、私たちは地域の自然環境を守り、安心して暮らせるまちづくりに取り組んでいます。

組織


札幌河川維持管理事業協同組合の体制と運営

組合体制


組合運営


一年を通じて、つながりと成長を育む組合活動


札幌河川維持管理事業協同組合では、組合活動の円滑な運営と組合員の意識向上を目指し、年間を通じてさまざまな行事を計画的に実施しています。

                                                  

春の訪れとともに開催される4月の安全大会では、安全方針の共有や業務上の注意点を確認し、組合員一人ひとりの安全意識を高める大切な機会となっています。

5月の通常総会では、前年度の活動報告や会計の確認、新年度の計画や予算について話し合い、組合の方向性をみんなで確認します。必要に応じて臨時総会も柔軟に開催できる体制を整えており、重要な課題にも迅速に対応しています。

夏から秋にかけては、発注者との意見交換会や研修会を通じて、関係機関との連携を深めながら、技術力の向上や安全管理への意識を育んでいます。

そして年末には、それぞれの仲間内で労をねぎらう「懇親会」が催され、互いの絆を再確認するひとときとなります。

3月には次年度の準備を進め、スムーズなスタートを支える体制づくりにも力を入れています。

これらの活動は、組合の運営力を高めるとともに、組合員の意識やつながりを育む大切な取り組みです。

 

私たちはこれからも、地域とともに歩みながら、安心・安全な環境づくりを支えてまいります。

 

通常総会


地域の未来を見据えてー札幌河川維持管理事業協同組合の歩み


札幌河川維持管理事業協同組合は、平成22年(2010年)に設立されました。本組合の誕生には、当時の社会情勢や北海道の財政状況、そして維持管理業務の民間開放の流れが深く関わっています。ここでは、当時の資料や参考文献をもとに、その背景を振り返ります。

 

1980年代後半、日本は1985年(昭和60年)の「プラザ合意」を契機にバブル景気へと突入しました。しかし、1989年(昭和64年)以降の金融引き締めにより景気は急速に悪化し、以後「失われた20年」と呼ばれる長期の経済低迷期に入りました。北海道も例外ではなく、税収の減少、道債償還の負担、福祉費の増大などが重なり、厳しい財政状況に直面することとなりました。

 

こうした状況を打開するため、北海道は2004年(平成16年)から「道財政立て直しプラン」や行政改革を推進し、公共事業の効率化とコスト削減を目的に、維持管理業務の民間委託に着手しました。広大な地域と厳しい気象条件を抱える北海道では、民間の専門性と柔軟性を活かした新たな維持管理体制の構築が求められていたのです。

 

このような流れの中、平成22年には札幌建設管理部が河川維持業務の民間委託先の選定に向けた検討を開始しました。その過程で、札幌市・江別市・石狩市・石狩海岸を営業エリアとし、約120社の地域密着型会員を擁する札幌市中小建設業協会が、信頼性と地域対応力に優れている点から高く評価され、それを活かす形で札幌河川維持管理事業協同組合の設立へとつながりました。

札幌建設管理部庁舎

札幌建設管理部事業課全景